歌手のLiSAが『少年ジャンプ+』(J+)に連載されている漫画『SPY×FAMILY』の作者・遠藤達哉さんが描いたイラストに感激して「ア、ア、ア、ア、アーニャがぁ…」とツイートしました。遠藤さんは集英社が配信するウェブサイト『J+』に『SPY×FAMILY』54話が更新されたことをTwitterで知らせたのですが、添えられた漫画のキャラクター「アーニャ」のイラストにLisaが気づいて歓喜したようです。
『SPY×FAMILY』は「全国書店員が選んだおすすめコミック2020」で1位、「第4回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」で大賞に選ばれる人気作品でLiSAも読んでいるみたい。「ア、ア、ア、ア、アーニャがぁ 握ったメッセージ」というつぶやきに対して「素晴らしい アーニャの握ったメッセージかっこよかった!」と受け止めるフォロワーがいました。
主人公の凄腕スパイ・黄昏(たそがれ)が任務のために偽装家族を作るという物語で、黄昏が偽装した精神科医「ロイド・フォージャー」と偽家族になるのは凄腕の殺し屋“いばら姫”が市役所の女性事務員に偽装した「ヨル・フォージャー」と超能力者の少女“被検体007”こと「アーニャ・フォージャー」。
遠藤さんが投稿したイラストのアーニャは、LiSAが歌ったテレビアニメ『魔法科高校の劣等生』の主題歌『Rising Hope』のジャケ写やミュージックビデオに感じが似ているので、コラボに気づいて「宝物がふえてゆく 遠藤先生ありがとうございます」と感激していました。
『鬼滅の刃「無限列車編」』第2話オンエアのタイミングでLiSA風「アーニャ」を投稿する粋な遠藤先生
遠藤達哉さんが『SPY×FAMILY』54話更新の告知のツイートに『Rising Hope』の格好をしたLiSA風「アーニャ」のイラストを添えるという気遣いに脱帽。
10月18日にフジテレビ系で放送されたテレビアニメ『鬼滅の刃「無限列車編」』第2話でLiSAの新曲『明け星』と『白銀』が流れました。第1話では使われなかったのでオープニング曲、エンディング曲として流れたのは初めてだったのです。
そのタイミングで遠藤さんがLiSA風「アーニャ」のイラストを投稿したのは新曲を祝うメッセージでもあったのでは。Lisaが遠藤さんのツイートをRTしたら「LiSAさん 『明け星』めっちゃいい曲」という感想が届いてました。ホントは『SPY×FAMILY』の内容に『Rising Hope』とコラボした理由があるようですが、ネタバレになるのでここでは触れません。
LiSAと遠藤達哉先生の素敵な関係、『Rising Hope』に込めた思いや『SPY×FAMILY』アニメ化の期待
LiSAが昨年6月24日に33回目の誕生日を迎えた時にも、遠藤達哉さんがTwitterでLiSAを思わせる衣装を着た「アーニャ」のイラストに「KYOUMO×IIHIDA」(今日もいい日だ)とLisaの座右の銘を添えて投稿。歓喜したLiSAがRTすればファンも「これは嬉しいよね!!」、「やばすぎ丸だよねえ!!!! かわいすぎ!!!いやぁー!」と一緒になって喜んでました。
今回は『鬼滅の刃「無限列車編」』主題歌解禁のタイミングで『Rising Hope』とコラボしたLiSA風「アーニャ」を描いた遠藤さんですが、わたしは「きっと『Rising Hope』に込めたLiSAの思いを知って作品にも用いたんじゃないかな…」って勝手に推察しています。
2014年1月に日本武道館でワンマンライブを開催したLiSAは、プレッシャーもあったのか途中で声が思うように出ない場面がありました。後のインタビューで「思い描いていた完璧なライヴができなかった」と振り返って「悔しい気持ちを消化するために」武道館のステージで伝えられなかったことを書き出して作ったのが『Rising Hope』だと話しています。
遠藤さんはかなり熱いLiSAファンと思われ『Rising Hope』が誕生したいきさつも知っているのではないでしょうか。アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』(2021年6月)で声優デビューした木村拓哉と工藤静香の長女・Cocomiが「『SPY×FAMILY』のアニメ化楽しみです」とコメントして話題になりましたが、まだその予定はなさそう。
でもCocomi発言による騒動で『SPY×FAMILY』のアニメ化を願う声が多いことは遠藤さんや集英社にも分かったはず。「もしアニメ化されるならば流れから主題歌をLisaが担当するかも…」って勝手に期待しています。
※トップ画像は『LiSA 2021年10月17日インスタグラム「先日の #Mステ 様で、タモリさんのギネスを拝見しました」』のスクリーンショット