アーティスト PR

関ジャニ∞ MISIAのオファーにノリ気「僕たちそういうの得意です!」安田章大が作曲か?

『関ジャム完全燃SHOW』にMISIAがゲスト出演
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

MISIAが9月20日放送のテレビ朝日系音楽バラエティー番組『関ジャム完全燃SHOW』にリモートで出演して歌や音楽について貴重な話を聞かせてくれました。安田章大をはじめ関ジャニ∞メンバーは目からうろこが落ちたような顔をしていたところ、ラスト間近にMISIAからまるでドッキリのようなビッグオファーがあって充実した神回だったのではないでしょうか。

JRAの馬術競技応援CMソングに起用された新曲『君の背中にはいつも愛がある』と長崎生まれ福岡育ちのMISIAが歌詞を手掛けGReeeeNが作曲したNHK福岡開局90年記念ソング『好いとっと』を9月16日に配信リリースしたMISIA。

『関ジャム完全燃SHOW』でこれから「どんなジャンルを歌いたい?」という質問に「コロナ禍で子どもたちも思い切り歌えない状況なので、子どもたちと一緒に歌えるような歌を歌いたい」と答えると「関ジャニ∞さんと歌いたいです!!すごくみんな楽しく歌ってくれそう!!」と目を輝かせたのです。関ジャニ∞メンバーも「すごいオファーきたで」とまだ半信半疑な感じでした。

MISIAは以前、KAT-TUNと関ジャニ∞が主演して帝国劇場で2006年1月に上演されたミュージカル『DREAM BOYS』を観に行ったそうで、今でも「歌もおしゃべりも上手だし、あの時も村上さん司会みたいなことしてませんでした!?」と覚えていて、村上信五が「もうやってました?ミュージカルで?」と驚いたほど。

関ジャニ∞のことをそれだけ知っているからこそ今回のオファーを思いついたのでしょう。役者の古田新太は「MISIAが『ズッコケ男道』歌うかも知れんぞ」と関ジャニ∞のヒット曲を挙げて笑わせたものの、安田章大は「それは(カバーじゃなくてちゃんと)作りましょう」と真面目に返したのでかなり本気のようです。

MISIAが「子どもが一緒に歌いたくなるような歌をみんなで探って作りましょう」と言うので村上信五が「子どもたちと一緒に歌うような曲、僕たち得意です!」と自信満々で応えれば、横山裕は「これは見えましたね。きっと今、うちのスタッフが裏で電話してますよ」とすっかりノリ気でした。

もし本当にこのオファーが実現してコラボ曲が完成したら、子どもが一緒に歌いたくなるような歌なので『NHK みんなのうた』に取り上げられたらいいですね。

MISIAと安田章大のコラボに期待「世界はもっと広い」を感じさせて

MISIAは歌う時に音階の「半音の間」があれば、または「3分の1ずつ」刻んでくれないかと感じるそう。

西洋音楽はドレミの12音階ですが、インド音楽では古代から1オクターブを22に分ける「シュルティ」という微分音(半音より狭い音)の概念があり、主に黒人の人たちが使っていたアフリカ発祥の音階「ブルーノート」はアメリカのブルースやジャズ、ロックで用いることがあります。

MISIAによるとスティービー・ワンダーのレコーディングにまつわるエピソードで、スティービーが「キーが高いから下げて」というので半音下げたら「それは下げ過ぎだ」と言われたとか。半音の間にある音(たとえばブルーノート)のようなものを望んだのでしょう。

MISIAが「12音階の世界にだけいてほしくない。世界はもっと広い」と言うのを聞いて「素敵な言葉」と感銘を受けた安田章大。「普段からそのことを感じて曲を作っていたのでスッキリしました」と明かすのでメンバーも意外そうでした。

安田章大も半音と半音の間の音がないことに「自分でずっと気持ち悪かった」というほど違和感があり、自分がとりたい音感をボイスメモでとったらどこのパートにも挟まらないのでスタッフに話すと「それはヤスもうちょっと半音上げてこっちにしたら」と言われてさらにストレスが溜まったことも。

MISIAの話を聞いて「この音の遊び方でよかったんやなあ」とようやく腑に落ちたわけです。その安田がMISIAのオファーを聞いて「それは作りましょう」と乗り気だったので、コラボ曲の作詞・作曲あるいはどちらかを手掛けるかもしれませんね。

安田章大と言えば関ジャニ∞では主にリードギターを担当していますが楽曲提供した作品も多く、映画『スパイダーマン:ホームカミング』日本語版主題歌『Never Say Never』(2017年6月28日発売)で作詞・作曲を手掛けており他にも『わたし鏡』(2ndアルバム『KJ2 ズッコケ大脱走』収録)や作詞を担当した『∞レンジャー』(21stシングル『ER』収録)など数々の楽曲を担当しています。

MISIAとコラボすれば「音程に縛られず広い世界に出てみんなで音楽を是非楽しんでほしい」という思いを共有してなんかすごい作品が生まれそうでワクワクしますね。

MISIA、ハイトーンボイスや歌唱力の秘訣がもうヨガの達人みたい

「Queen of Soul」の異名を持つMISIAは5オクターブの音域を出すことができ、圧倒的な歌唱力によるハイトーンボイスが大きな魅力となっています。

ライブでバンドの間奏に合わせてロングトーンで歌う時に、コーラスの女性がMISIAに合わせて歌うと「気絶しそうになることがある」と明かしていました。そのロングトーンは長い時には24秒も続くのですから、コーラスのベテラン歌手も音を上げるはずですね。

ところがMISIAの肺活量は同年齢の女性より低く、歌うおかげで最近やっと平均くらいになった程度で、ペットボトルで肺活量を鍛える方法もきつくてできないとか。

MISIAは「小さい鳥も大きな声で鳴くように、肝心なのは肺活量ではないと思う」、大事なのは「空気を上手に震わせて音を上手に伝える」ことではなないかというのです。

「長崎生まれだから大自然のなかで育ち、広いところで歌う訓練はしていた」、「声が揺れないように体の中心、体幹がブレないように体をちゃんと使えるか」、「体幹トレーニングはストレッチやヨガを取り入れてずっとやっている」

しかも「ロングトーンの練習はしたことがない。ライブで声を伸ばしたら拍手をもらって、それから続けている」とまるで仙人かヨガの達人のような自然体であのハイトーンボイスや歌唱力が生まれたというから驚きです。

歌だけでなく考え方も素晴らしく「お客さんがロングトーンの間は歌も聴いて、バンド演奏も聴いてくれるのがよい」というバンドメンバーへのリスペクトがあるから24秒もロングトーンが続けられるのかも。

「外で大きな声で歌うのは気持ちがイイ」というMISIAは「コロナ禍で子どもたちも大きな声で歌えずストレスが溜まっているかも。条例で5時から6時は外に向かって歌っても良し!と決めて頂ければ皆歌えますよね」という提案さえも優しさが溢れていました。