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メイジー・ピーターズ『Psycho』は2度美味しい!?聴いてノリノリ、観て「空耳」に衝撃 エド・シーランが絡むと違うわ~

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曲が気に入って脳内再生を繰り返すほどハマってからミュージックビデオを見たら「え?思ってた感じと違ーう」と驚いたことはこれまでにもありましたが、メイジ―・ピーターズの『Psycho』はここ最近で最高のギャップを経験させてくれました。

FM福岡で8月の洋楽パワープレイに流れていたので自然と耳に入ってきたのですが、今風なおしゃれなメロディーでグルーブ感があり女性のキレキレなボーカルといい「カッコイイ」と引き込まれました。

9月になってパワープレイが変わったので、「あの曲をまた聴きたいな」と調べたところメイジ―・ピーターズ(Maisie Peters)の『Psycho』だと分かり、MVは「和訳」とあったのをさほど気にもせずに視聴。敢えて「和訳」を付けていることに納得のストーリーで、最初は「百年の恋が冷めた」気持ちでしたが、今度はMVの魅力が癖になりそう。

和訳のMVを見たら分かるので詳しくは触れませんが、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『サイコ』(1960年)ではなくニューヨークのウォール街を舞台にしたサイコ・ホラー映画『アメリカン・サイコ』(2001年日本公開)の主人公「パトリック・ベイトマン」(俳優・クリスチャン・ベール)を覚えておいてください。

私の理解力が足らないのか、歌詞では元カレが何度も電話を掛けてくるのに対して、映像は元カレが戸惑っているように見えるのですが…あ、あまり書いてはネタバレになってよくありませんよね…。

画像は『ワーナーミュージック・ジャパン洋楽 2021年9月3日付Instagram「【Maisie Peters】アルバム『You Signed Up For This』」』と『2021年1月19日付Instagram「【Maisie Peters】UK注目の女性新人シンガーソングライター、メイジー・ピーターズ」』のスクリーンショット

『Psycho』はメイジ―・ピーターズ、エド・シーラン、スティーヴ・マックが作った楽曲「世界中の人の誰にだってあてはまるお話なの」

メイジ―・ピーターズはUK期待のシンガーソングライターで、クレジットにはエド・シーラン(Ed Sheeran)&スティーヴ・マック(Steve Mac)と製作したとあり、メイジ―は「嘘をついて人を繋ぎとめようとする人、そして誰かを傷つけても何も感じない人について歌ったドラマティックなお話なの。これは世界中の人の誰にだってあてはまると思う、私も含めて」とコメントを寄せています。

エド・シーランはビートルズを知らない世界を描いた映画『イエスタデイ』に本人役で出演していたし、福岡ソフトバンクホークスの中村晃選手が登場曲に『Shape of You』を使っている(いた?)ので親近感が沸きますが、正直なところスティーヴ・マックは初めて名前を知りました。

エドは映画『イエスタデイ』でもいい味出していたし、『ミュージックステーションSP』で『Shape of You』を歌っていましたが大人の歌ですよね。メイジ―・ピーターズの『Psycho』もエドが関わっていると知って「なるほど~」と思っちゃいました。

曲だけ聴いてイメージを膨らませながらMVを見てギャップに驚いたのはビリー・アイリッシュとジュリア・マイケルズ

2020年1月期の日本テレビ系日曜ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』の主題歌にビリー・アイリッシュの『bad guy』が使われたので、ビリーの名前は耳にしていたし「いい曲じゃん」と思いMVを見たらいきなり鼻血出したりして「なんか思ってた感じと違ーう」状態に。

2019年12月に『女芸人No.1決定戦 THE W 2019』で優勝した3時のヒロインがネタで「アッハーン」という元はジュリア・マイケルズの楽曲『Uh Huh』だと聞いて、MVを見たら3時のヒロインのギャグとは全く違う色香漂う映像になんだか気恥ずかしくなったりして。

そんなパターンには免疫があるはずなのに、メイジ―・ピーターズの『Psycho』はそれを遙か超えてくるギャップでした。動画視聴者も「なるほど。。Psychoね‥歌詞を理解して聞くってほんと大切」、「内容分かると怖い曲なんだけど、その怖さをみじんも感じさせないリズム笑」とコメントしてました。

「『Psycho』の部分が『さぁ行こう』」に聞こえてきて、めっちゃ前向きやんと思いながら和訳見る度に全然違うやんw でも さぁ行こう に聞こえる…空耳って怖いわぁー」っていうコメントには激しく同意。